香芝市議会 > 1992-09-28 >
09月28日-02号

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  1. 香芝市議会 1992-09-28
    09月28日-02号


    取得元: 香芝市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-27
    平成 4年第4回 9月定例会          平成4年第4回香芝市議会定例会会議録1 招集年月日 平成4年9月28日2 招集場所  本市役所5階議場3 出席議員  (19名)   1番 奥 山 博 康 君        2番 吉 原 正 一 君   3番 松 村 睦 夫 君        4番 藤 本 みや子 君   5番 廣 瀬 哲 臣 君        6番 萬 慶 芳 貞 君   7番 西 里 晴 昭 君        8番 高 谷   廣 君   9番 小 川 正 晴 君        10番 角 田 博 文 君   11番 辰 已 亘 弘 君        12番 浜 口 藤 次 君   13番 田 中 信 好 君        14番 清 水 一 雄 君   15番 田 中   保 君        16番 吉 田 久 雄 君   17番 飛 鳥 誠 市 君        18番  欠     員   19番 西 村 忠 一 君        20番 岸   為 治 君4 欠席議員  な  し5 地方自治法第121条の規定により議長より出席を求められた者は、次のとおりである。   市長     瀬 田 道 弘    助役     先 山 昭 夫   収入役    仲 田 武三朗    教育長    奥 嶋 岩 一   市長公室長  岡 田 紀 郎    総務部長   西 村 昭 一   民生部長   奥 山 誠 次    都市事業部長 竹 嶋   将   産業建設部長 吉 田   治    教委事務局長 堀 川 泰 弘   水道局長   森 口 教 一6 会議の記録・書記は、次のとおりである。                     議会事務局長 辻 本 勝 茂                       〃  書記 高 垣 政 範7 会議の事件は、次のとおりである。   日程第1 一般質問                              開議 午前10時44分 ○議長(田中信好君) おはようございます。 ただいま出席議員が定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 署名議員は前日に引き続きお願いをいたします。 お諮りします。 先ほど議会運営委員会で本日の日程に対しましてご審議をいただいておりますので、そのとおりにすることにご異議ございませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) ご異議ないようでございますので、そのように決します。 順位に従いまして岸為治君の一般質問をお受けします。 ◆20番(岸為治君) 一般質問順位1番ということで、議長のお許しを得まして一般質問を行いたいと思います。 私は、本年6月の定例会におきまして一般質問をさせていただきました。まず1番最初に、質問の1として、一般質問の受けとめ方についてということで、ここで理事者にただしてまいりたい、聞いてまいりたい、かように思うわけでございます。 今までからのすべてがそうであったとは私は言いがたいのでございますけれども、一般質問は議会の、すなわち定例会のショーであるというような受けとめ方をされているような気がしてならないのでございます。議員は、年に4回の定例会、このときにおいて平素我が政治活動の中で常に感じること、あるいはこうあってみるべきでないかということをこの場に、貴重な時間を割いてそれを質問するわけでございます。そうした立場から申し上げますと、やはり理事者それなりに聞きあるいはまたただされ、あるいはそのときに意見を述べ、あるいは答弁されたことにつきましては、そのようにやはり実行していってもらわれなければならない、このように私は思うのは、私のこの一般質問についての受けとめ方ということでただしたいと、かように思うわけでございます。 私も今、今回5つの質問をさせていただくわけでございます。すべてこれは6月の定例会に関連するものも多うございます。そういう立場でこの6月から9月まで3カ月見てまいったわけでございますが、ここに今申し上げるような形で一般質問をし、理事者の答弁があって、三月では何が答えたとおりやったかやれなかったということは返事のしようもないというような形であろうかとは思いますけれども、しかし市町及び部長が「よく考えます」、「よく考慮します」と言われていたことが一向何もされていないというところの一つの事実があるわけでございます。 後に申し上げますことと重複するようですが、その一般質問でやらなければならない、たださなければならないということはその辺にもありますので、一例を挙げてまいりますと、簡単に申し上げますと、真美ケ丘のあの団地の中で、今度大きないわゆるショッピングが来る、名前を申し上げれば近商が来ます。もう一つ名前は定かではないんでございますが、大きなホームセンターも参ると、こういうことになりますと、売り場面積、推定約4万平米と私聞いているわけであります。敷地も4万あるようでございますが、この4万のところに、ほぼ4万に近い売り場面積のいわゆるショッピングができると。 こういうことは、やはり十分注意し、一応誘致する、来なさいというのであればそれなりのやはり対応を示して市はかかるべきであるということを言っておったのでありますが、今、最近に聞き及ぶところによりますと、その地域の一部の道路計画の変更を市に提出しているように聞いているわけでございます。こうしたことについて、指示されたことがあったのでそういう道路幅員の拡張等を出店しようとするいわゆる地主であります、オーナーであります関西新土地株式会社がここに提出してきているように聞いておるようなわけでございますが、これとても正式にこのような形で、こういうように動いております、こうなっておりますということを私は聞かされたこともない。 こういうようなことがありますゆえに、今後の一般質問について市としては、ここで答えられたことにつきましては、やはり質問した本人に必要なこと、あるいは議会に報告せなければならない、行政上やらなければならない、こう動いておりますということをやはり、これは法律でただしきちっと決められているとは私も言いかねますけれども、しかし常識として3カ月以内、速やかに一般質問に対しては答えなければならない、返事をしなければならない、このように私は書物にあるように記憶しておるわけでございますが、これら今日一般質問をさせていただき、即刻議会の運営委員会等ともよくご相談いただいて、これらの取り扱い、一応議会運営委員会とも関連すると私は思いますので、理事者の今後の一般質問に対してどのようにお考えされているのかということをここでまずお尋ねしておくわけでございます。 2番目に、道路行政についてでございますが、本市の主要道路、これは主要道路と申し上げましても、現在全面開通しておるような主要道路というものはごく知れた本数であります。しかし、それに準ずるいわゆる主要道路。前々からも盛んに申し上げました。本日もまた議員の中から当然中和幹線についてお尋ねの方もあろうと思います。また、私もこのことにつきましては前回の質問で十分理事者の見解をし、今後進め方についてこうすればどうかというような点まで私は中和幹線等につきましては質問をしてきたわけでございます。 しかし、今私が具体的にお尋ねしてまいりたいのは、特にその中でも、いわゆる中和幹線それより以外にも所要の道路はございます。そうした香芝市を、主要道路と申し上げるが香芝市としては大切な道路、この道路が今唯一、高と、それから165号線の道路改修が本市においては最近完成いたしました。しかし、JRの踏切がいまだにまだ何も手をつけられていないというようなことでございます。それじゃあ、一体本市において道路幅より踏切が狭いというようなこういう踏切は、幾つ香芝市にあるのか、この点を調べていただいており、またそれらについてはどのように対応されておるか、これがひとつJRに関する問題でございます。踏切の対応策でございます。かつて数年もかかって、あの高の南側と、それから168とのこの拡幅問題につきましては、長年かかってようよう完成を見た、市民が全体に便利になったと言っておるわけでございますけれども、それなのに、それだけの期間を費やしながらJRの踏切がいまだに拡幅されてない、後になる。一体どのようにされておるのか、この辺がひとつこのJRについてお聞かせをいただきたい。 続いて、目につくところでは近鉄の西側。恐らく近鉄では、踏切をその駅の起点として、いわば東寄りに何号、何号ということを言っておりますので、恐らく下田の駅の西側と申し上げますと二上、すなわち何号踏切、これは168のいわゆる国道の踏切でございます。これは、朝来も見ておりますと重機も持ち込まれ、道の拡幅もされているようなわけでございますので、もはやこれはできると私は見た限り自信を持っておられるように思うわけでございますが、一体どのような進みぐあいであるのか、この辺もお聞かせをいただきたい。 続いて、五位堂駅の東側、通常これにつきましては陵西線とも言っております。今、名称は変わっておりますけども。すなわち、五位堂駅の東の踏切。この踏切につきましては、あの近鉄車庫が建設される当時、この陵西線の踏切は封鎖するのだというような話もあったようでございます。そのかわりに、さらにそれより東の方で新しい道路をつけるということで近鉄と話し合いができておるということを私聞いておるのでございますが、今現在、いつ、一向新しい迂回道路ができるかもわからないような状態。進められたことは聞いておりますが、それがいつ一体できるのかわからないという状態の中で、どんどんと交通量が増してまいりまして、夕方、あるいは朝、時によっては列車が入れかわるときにはその踏切が停滞するために、この下田駅の165号線の同じような形で国道に右折し、左折しようとする、そして陵西線へ入ろうとする、この踏切が通れない、列車の行き来が激しいということで165が停滞する。非常に難しい、非常に危ない。どうしても、少し大きな車は1車両しか通れない。片側通行だと。というようなことで、大変困った問題だということで、地域の方々は今では市に対して請願書でも提出すればどうなろうというようなことにまで至っておるわけでございます。したがって、迂回道路の見通し、あるいはそれがなければあの踏切をいつ、どれぐらいのときにできるのかということをお聞きしたい。 こういうことが私は道路行政についてでございます。もちろん、中和幹線、あるいはそれ以外の道路も早急にやらなければならないけれども、やったところで踏切が残っているというようなことでは大変な迷惑でございますので、これらを総合して今日はお尋ねいたしますことは、まず踏切の拡幅。道路より狭い踏切、これをどのように対処されているのかということを聞きたい。もちろん、その数はいくつあるが、小さなものまで出てまいりますと、これは数たくさんあると思いますが、一応主要路線ということでこの道路行政についての質問を今程度に終わっておきます。 続きまして、衛生行政について、3番でございます。 このごみ問題につきましては、私、3年ほど前にここで、大変言いにくいことではありますけれども、思い切って市が一部有料化ということをやってはどうかと。これを申し上げる理由は、ごみが非常に少ない家もあれば、大きく出されておる、しかもそれが一部産業廃棄物というようなものに至るまでもいわゆるごみの収集に出されていると。今時分の季節でございましたら、今1年中木の剪定はされておりますけれども、まず木の剪定をされたものまでも一般ごみとして、そして出されている事実も見るわけでございます。 こうしたときに、今国を挙げ、世界を挙げてごみを少なくしていこうということがテレビや新聞でも言われており、たまたま昨日は日曜でございましたが、千葉県のごみの多さ。だれかがごみをそこに放置しておいたためにごみの山になっている。取っても取っても、幾らそれを収集に行っても、持ち帰りの方が少ない、持ってくる方が多い。どこから投げ込んでくるのかわからないというような状態になっているというようなこともテレビで放映されておったのでございます。また、先日はドイツのごみの有料化、これも大きく放映されておりました。 そうした、これ、例を見てみますと、このごみを少なくするということで、いわゆる放送のぐあい、あるいはまたそれ以外に業者の責任というようなことで、ドイツ方面におきましては大変ごみが少なくなってきていると、こういうことを言われているわけでございます。 そこで、北海道のごみ処理、これ、伊達市というらしいのですが、これも私がちょうどここで二、三年前に申し上げましたことと同じようなことをやられておる。これは、市である程度のごみの量は、各家庭、基本的なもの、ほぼ人数的に見合ったものと、これを配布される。これは無料である。しかし、それ以外の多く出されるごみについては、これは有料化だというようなことで、袋に色分けして、有料化になるごみについては市が先にその家庭に売っておくと、何枚か買いに来るというような形でやられてきているというようなことでございます。 たまたまこの前の広報に、香芝市も農協のあっせんで、生ごみはこの容器に入れて何カ月かほっておけば肥料になりますよと。また、焼却すればこれは完全にごみをなくするというような形で協力してくださいという意味なのか、申し込みは農協へ、あるいは市の衛生課へというようなこともたしか私は9月の香芝広報に挟まれておったというように記憶するわけですが。いや半額にしますとか、市が補助しますとか言われてところで、何ら今までと同じような状態であれば、だれがみずからそうしたものを、補助をいただこうと、あるいは金額を安くしていただこうと、だれもそれは協力していただける方は少ないだろうと、私思うわけでございます。 したがって、それが少なくしていただけますと、恐らく美濃園焼却関係に対して、私の数字は誤っておるかしれませんけれども、焼却関係だけで、ということは美濃園、すなわち焼却場、この経費の持ち出し、市からが少なくとも2億二、三千万円も持ち出されておると。これは、一つの焼却だけでございまして、収集をする人夫、あるいは車、これらを合わせると、議員でありながらその金額をはっきり把握しておかなければならないのが議員でありますけれども、少なくとも5億円以上の金が消えていっているのではなかろうかと私は推定するわけでございます。 以前、私がここで申し上げましたときには、国民健康保険赤字財政だと。しかし、ごみは無料だから、じゃあ国民健康保険が赤字になるであれば、皆が意識して、そしてごみを少なくし、そして市民みずからが協力していただいて、命にかかわる問題は、これは当然すべて少なく保険料をするように努め、そしてそれらごみで節約し、協力してもらえるような点を考えればというような発想から、色違いの袋を出して、市民にオーバーするごみは収集にお金を出していただく、こういうように私は言ったわけでございます。 しかし、一面ではまた矛盾したところもございます。高田市方面では、どんな粗大ごみであっても、何であっても、全部家庭から出されるものはこれは全部料金を取ってでも焼却しておりますが、本町においては、まず各家庭から出されれば収集されておりますが、当然市民が出されたごみであっても、粗大ごみであってもこれは収集できない、これは産業廃棄物というような形で取り扱われておるような点もあるわけでございます。ここに矛盾があるように思いますので、これら粗大ごみといいますか、これらについても一日も早く、これはまた有料でも持ち込み、そして焼却できるような体制を考えておられるのか、考えられてないのか、この辺もお尋ねしたい。 これが衛生行政についての私のいわゆるごみ一部有料化、それと粗大ごみ全体をどのように扱っていくのかということのお尋ねでございます。 続きまして、4番。先ほど少し間違えましたが、4番の商工行政についてでございます。 このことにつきましては、もう何遍申し上げましても同じことでございますが、香芝市が町であったとき、町が誕生いたしましたとき、1万5,500というところの人口が今や3倍、4倍に膨れ上がって、5万3,000人という人口になっています。そうしたときに、市がどのようにして、住民が「やはり市になってよかったな」、「人口多くなってよかったな」というようなことが言えるかといいますと、それのみではやっぱり言えません。行政がしっかりしてもらわなければ住みにくい町になってしまうわけでございます。 しかし、まずやはりこの町をよくしようということになっていくその第1の目途は、いい、悪いは別にしましても、やはり商業を発展せなければならない、工業も発展しなければならないということでございます。これを発展させていこうとする気持ち、あっても、またこれだけにこだわってはならない。 現在、香芝市に今大きなスーパーというのはニチイだけでございますが、ニチイさんが気を悪くされるかもしれませんけれど、聞き及ぶところによりますと、当初の目的よりも大変まだ売れ行きが悪いですというようなことを聞いているわけでございます。しかし、香芝市が5万3,000の人口になったと。これからまだ7万、あるいは8万と香芝市の人口は増えていくだろうというような予測から、大店法の改正もありまして、出店計画、あるいは出店を希望されている業者が大変多いわけでございます。今、私が聞き及ぶところによりますと、五位堂の駅前には、これは大きな百貨店が。名前まで挙げますと、そごうが。一体どれぐらいの売り場面積なのか。少なくとも、私は推定、建物が何しろ1,500坪の7階ということになると1万坪。売り場面積にしまして、これすなわち6分にしましても6,000坪の大きな百貨店が計画されている。6,000坪を3.3してまいりますと、2万5,000平米もの売り場面積ができる、この百貨店が。先ほど申し上げました住宅公団のあの商業施設にはおおむね4万坪も来るだろう。現在も500平米未満のこうした中小のスーパーあるいはホームセンターがこの周辺に7つ、8つあるということになりまして、また本当の零細小売店も少ないけれどもあります。これを数えますと香芝市は、もしここ3年、あるいは2年、その間にその大型店が、出店が行われたとするならば、およそ7万から7万3,000平米ぐらいの売り場面積になるということで計算されます。これは、現在高田市のあの売り場面積、ダイエー、あるいはニチイ、あるいはイズミヤ、数々の商店、店舗があるわけでございますが、これらを含め、高田市の商売をやっておられる店舗数、あるいは売り場面積と匹敵するわけでございます。高田市は、高田市の人口7万ぐらいに対しまして潜在需要の120%、まだ人を集めてきて、そして他の市町村の方に多くのものを売っておる。これは、大きなものがあるからそこに寄っておいでになるのだと言ってしまえばそれまででございますが、それなりのやはり考え方をしておられる。といいますことは、やはり国鉄、JR、これは香芝市と何ら一つもその路線の多さ、少なさというものにつきましては関係がないわけでございます。関係がないということは、同じほど香芝市もあるということです。しかし、客集めをしてまいりますところのバス、ここに大きなやはり違いがございます。 香芝市では、今五位堂の駅前から真美ケ丘に出るように──これは真美ケ丘といいましても広陵町に類する馬見北5丁目、一番北の端になるわけでございますが、こうしたことと、また西真美ケ丘というような形で3本の路線をやっているけれども、2本の路線にしか考えられない、こういうようなものと、高田市はここで一々数えませんけれども、五条、あるは法隆寺、平端というような形で11路線。もちろん、11路線といいますと、中には一つの、1日に1本しかないというような東京行きというようなものもあるわけでございますが、しかしこれだけ、11路線の発着点を持っていると。こういうことで、高田市をすべて巡回しておるとは言いませんけれども、周辺のお客を集めてくる、こういう形。あるいは、こういう道路計画もし、この商業地域としての高田市のいわゆる成立していくように高田市は努力しておる、こういうように考えるわけでございます。 したがって、何かなしにやってきなさいというようなことで許可をする。本町においては一番最初、これは企画課で計画されるのだ。それは、私は大体企画へ出し、そして続いてこれは道路関係、それらについては経済関係、続いては産業課、これは今の委員会の組織、あるいは部長の立場がいきますと、同じところであるわけでございます。しかし、かくて私は申し上げますと、県が大型店出店計画出てきたときに、県は商工課一本でやっている。ところが、道路状況、あるいはそれらの公害問題、またほかに起きるところのいろいろの関係を総合して、今では3部15課が一つになってこれを受け入れる状況であるか、受け入れるべきでないかということを考え、あるいはまた考えた上で、これはこのように協力をさすべきであるというような形の体制をとられておるのか。 したがって、先ほど来名前を出して申し上げておりますように、近商が。近商は必ずこれは近畿日本鉄道、これが一番主たる会社である。そうしたときに、近鉄の道路が広くって踏切が狭い、こういうことは関連してやはりこのようなことを解決すべきであるということを要望あるいは指導するということ等にやはり充てていく。あるいは、土地整備公団、それの下にといえばあれですけれども、もともとこれもここではっきり申し上げます。団地をつくれば団地サービス生活関連施設をつくらなきゃならないということで関西新土地株式会社というものができて、それが今オーナーとして近商が借り受けてテナントに入ってやるのです。言っておるときには、あの公団の中には大変多くの土地がまだ人を住ましていない。真美ケ丘100万坪、この中で開発されて道路や公園になったところが二十何%あるわけでございますが、しかし人が住める、いわゆる住宅地と住める部分の70%は公団の所有でございます。我々権利者が換地としてかえった、これを計算、誤ってはならない。当時、100万坪の中の50万が公団であり、あるいは50万坪が民間であると。けれども、そこには公共用地として二十何%がいわゆる提供されている。これは公団も同じことです。しかし、事業減歩として公団が土地をお金にかえていきますという形で提供された分は、これすべて公団支配でございます。したがって、私らが考えまする70万坪の住宅地ができる中の少なくとも40万以上が公団の所有地、公団が支配できる土地。これらについて、今どれぐらいの程度使われておるのか。これは、広陵町にまで及ぶわけでございますが、特に広陵方面には多くのまだ公団所有地が残っている。こういうことを一体どのように市としては見られておるのか。そういう人口が満たされていない中に、そういうショッピングだけをつくりにくる。こういうことをやろうものであれば、道路をよくしましょう。あなたとこは日本住宅公団が頂点にあるんだから、今真美ケ丘の中にはかなりの遊休地がある。人が家建てようと思うと建てられない、いわゆるサブセンター。今言いました大きな商業地以外にサブセンターというものが何カ所かございます。こういうものについては、広陵町とも話し合いの上で、いわゆる事業計画の変更をやり、本市としましてはこの中和幹線、あるいはまた道路の建設に対して協力してもらうように言えるつき合いがあるわけでございます。だから、一つの計画が出てきたときに、これは近鉄、これは都市整備公団にということを互いに部長同士が話し合った中で、大きな契約が出てきたときには十分、いわゆる行政としての責任の果たせるような協議をし、思い思いに簡単にやるのではないというような方策をとってほしい。とっておられるのかおられないのか、どうもそれは具体的に私はやられてるように思わない。だから、バスの関係につきましても、走らして便利になって、そしてできたスーパー、百貨店をよくすることだけではなしに、住民の中にははや五位堂駅から真美ケ丘を通って王子へ行く、これができないのか。あるいは、王寺から白鳳台を通って五位堂駅に来るようなバスは発着できないのかというようなことを言われておりますけれども、これの中にやっていこうとすればJRのあの踏切、あるいは一部が踏切さえ、りっぱにできればどんな方法もとられないことはないという考えから、私は先ほども申したわけでございます。 以上、道路行政につきまして、バスのいわゆる香芝市にお客を集めてくる、できるものは大きく伸びていく、そこに市民の生活のしやすさがある。したがって、相乗効果でこの町がよくなっていくということから商工行政について例を挙げて質問をするわけでございます。 続きまして、第5番目の都市計画についてでございます。 ○議長(田中信好君) 質問者に申し上げます。あと、残時間3分でございます。よろしくお願いします。 ◆20番(岸為治君) はい、わかりました。 続いて、簡単に申し上げます。都市計画の関係でございます。 五位堂駅の区画整備も大分進んでまいりました。これなのに、真美ケ丘がこの前、完成できてから住居表示ということで大変大きく揺れ動いた事実がございます。住民が多くなってきましたので、当初「真美ケ丘」と名はつけないと言っておったものが「真美ケ丘」とつけられ、そしてそれがために今をもって大変不自由な点があるわけでございます。なぜか。住居表示法でやられたために、底番と上番地が違って、そして迷惑がかかっておる。しかし、今五位堂駅ももう区画整理がほぼ一、二年の間に終わる。これらは早くから、やはりあの土地の名称をどのようにされていこうとしているのか。換地ができれば、いつ、どうして、どんな名前でやっていこうと計画されているのか。それらについて明確な答弁をいただきたい。 以上、少し時間が超過したようでございますが、私の一般質問を終わります。 ○議長(田中信好君) ただいまの岸為治君の質問に対し、質問1点目、助役、答弁。 ◎助役(先山昭夫君) ただいまのご質問の1点目の一般質問の受けとめ方につきまして、私の方からご答弁を申し上げてまいりたいと思います。 ご質問のご趣旨は十分認識をいたしておりまして、議員のご質問は市民の皆さん方のご質問と常に心がけているわけでございます。ただ、ご質問内容には、具体的な内容から将来を展望した抽象論的内容もございまして、それに対応した答弁には、即答できるものと、また十分期間をかけまして関係機関等の協議の中で結論を出す必要もございます。この点につきましてはご理解のほどをよろしくお願い申し上げたいと思うわけでございます。 一般質問の受けとめ方といたしましては、ただいま申し上げましたように、私たち執行者に対しまして時には政治姿勢なり、また政治責任、さらには事務全般に対しまして限界を問われましたり、また疑問点をただされましたり、さらには事務全般にわたりましての報告を求められているわけでございまして、これら質問、質疑に対しましては即断をし、答弁を申し上げますのが本位であろうかと思うわけでございますが、対応的には現行施策の見直しや、さらには新規施策の取り入れなど、市政の方向性の軌道修正の見直しや変更の必要性も伴う場合もあるわけでございます。市政を推進する上で慎重性を要求される場合も多々あるわけでございまして、こうした意思決定に当たりましては十分な調査、研究や、また調整期間の必要性もございまして、決してご質問内容を無為にしておるわけではございません。重ねてご理解のほどをお願い申し上げたいと思います。 今後の取り組みでございますが、まず答弁者は、ご質問の要点を正確に、さらには的確に把握いたしまして、簡単明瞭に答弁できるように一層の研さんを重ねてまいりたいと、かように思うわけでございます。さらに、質問内容により異なってまいりますが、早急に何らかの回答や方向性を、また結論を、また取り組み内容などお示しできるように努めてまいりたいと、かように思うわけでございます。 その方法といたしましては、質問者個人に対して、また内容によりましては全議員に回答できるように、方法なり方策を検討してまいりたいと、かように思うわけでございますが、先ほどご提案をいただきましたように、今後は議会なり議会の運営会等でいろいろとご意見を拝聴した中で調整を図ってまいりまして、早期の実現をしてまいりたいと、かように思うわけでございますので、ご理解いただきたいと思います。 終わります。 ○議長(田中信好君) 質問2点目に対し、吉田産業建設部長、答弁。 ◎産業建設部長(吉田治君) それでは、2点目の道路行政についてお答えを申し上げたいと存じます。 市内には、東西に近鉄線、南北にはJRが走っているために、これと交差する道路との踏切は市内に53カ所あるわけでございます。そうした中で、主要道路と道路より狭い踏切だけを取り上げましても、約15カ所あるわけでございます。これを避けて通ることは不可能と言っても過言ではないことはご理解いただいておるところであると思います。 こうした状況の中で、増大いたします交通量に対応すべく、道路の拡幅についても鋭意努力をいたしているところでございます。これら、道路と交差する踏切の拡幅も余儀なくされるわけでございまして、これら踏切の拡幅に当たっては条件として、必ず1カ所の踏切の統廃合を言われました。これを考えるに、市内に廃止できる踏切は1カ所もないのが実情で、道路と鉄道が新たに交差する場合はもちろんのこと、既設平面交差を改築する場合にも、原則として立体交差としなければならない規定を定められているのでございます。 そうした中で、ご質問の市道高村南線にありますJRの踏切の拡幅でございますが、昭和59年から協議を重ねておりまして、今年度中に協議が整う予定であります。承認されますと拡幅工事に着手していただけるものと考えておりますので、そのときには工事の負担分についての予算計上をさせていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。 次に、国道168号線、近鉄下田駅西側の踏切拡幅についてでございます。平成4年度末より平成6年度にかけて3カ年工事として東側の地下歩道及び踏切の拡幅工事を着手されております。しかし、現道の交通混雑及び歩行者の安全を図る上で、今年度において是非とも暫定拡幅を県、近鉄へ強く要望いたしてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたくよろしくお願いを申し上げます。 次に、五位堂2号踏切の問題でございますが、この踏切におきましては、これにかかる農道を拡幅して国道165号線から香芝陵西線に接続いたします迂回路として整備する計画で、地元権利者に話し合いに入ったところでございますけれども、拡幅する部分の用地のみならず、現道部分の用地の買収等お願いがございまして、そうしたことでいろいろ検討を重ねておりますが、その後話し合いを進めていないのが実情でございます。 今後は、これら内容等を再検討いたしまして、地元とも十分協議を行い、方法を考え出してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解のほどお願いを申し上げます。 終わります。 ○議長(田中信好君) 引き続いて、質問3点目に対し、奥山民生部長、答弁。 ◎民生部長(奥山誠次君) 失礼いたします。衛生行政について、ごみ収集の一部有料化についての考え方についてご答弁を申し上げます。 我が国は、世界でも類を見ない速度で経済規模が拡大されるとともに産業構造も大きく変化し、産業の情報化、ハイテク、高付加価値化が進む一方で、生活様式の多様化や消費意識の変化が進んでおります。このような社会背景の変化の中で、一般廃棄物、産業廃棄物ともに発生量の増大が著しく、特に一般廃棄物については産業の構造の変化や情報化、OA化などに伴う事業系ごみの増大が顕著でございます。こうした量の増大に加え、家庭系ごみについては、使い捨て製品、粗大ごみやプラスチックごみの増大、また事業系ごみやタイヤ、ベッド等の適正処理困難物などの増大により、各自治体におけるごみ処理は限界に近づきつつあります。 一般的に市町村のごみ処理コストの大半は市町村の一般財源で賄われており、最終的には納税者の負担となっております。一般家庭より排出される通常の生活から出てくるごみ処理は基礎的な行政サービスの範囲であり、必ずしもその処理コストを排出者から求めることなしに行われているわけでございます。一方、粗大ごみや事業系のごみ処理については、通常の処理コストの範囲を超えるものであり、比較的に特定がしやすいこともあって、実際に経費に比べて低い水準で適正な費用を徴収されております。 このような状況にあって、排出されるごみは年々量的に増大し、また質的に多様化する中で、排出者に適切な負担を求めることなしにすべてのごみを処理できるものではなくなってきていることは事実でございます。本市にあっては、昭和57年に施設の操業当初において、地元自治会との協定の中で、一般車での持ち込みが不可となっていることから現在有料化の持ち込みは実施しておりませんが、施設のよりよい操業のために10年ごとに協議することとなっておりまして、本年がその年に当たることから、これらの問題も含め現在協議中でございまして、これらが解決できました時点で一部有料化について十分検討してまいりたいというように考えております。 本市においても現在処理能力に余力があるものの、ここ数年後には限界に達することも予想されますことから、昨年10月に廃棄物の減量化、再生の推進、廃棄物の適正処理施設の確保の3点を主なねらいとして廃棄物の処理及び清掃に関する法律が改正され、事業者、排出者、行政が一体となった積極的な施策の展開が図られたことを機に、昨年、本市における「ごみ減量元年」と位置づけし、庁舎内における古紙回収事業、また市内の各小学校における空き缶回収事業、及びコンポスト容器による給食調理くず等の生ごみ堆肥化事業、今年度はさらに一般市民の方々の協力と理解をいただきましてコンポスト容器及び簡易焼却路の購入助成事業、及びPTA等団体による廃品回収事業への助成等、ごみの減量化、資源化に向けて取り組んでいるところでございます。今後ともより一層の推進を図ってまいりたいと存じます。 終わります。 ○議長(田中信好君) 質問、4点目に対し、岡田市長公室長、答弁。 ◎市長公室長(岡田紀郎君) 質問4番目の大型店計画の市の受けとめ方でございます。 町の発展は、商工業の振興、経済活動の盛衰にかかってくるものと思います。大型店の出店は、本市の商業振興、町の活性化を進め、周辺地域への波及効果につながるならば、適正規模の大型店、特に都市型大型店の必要性は感じるわけでございます。潜在購買力がありながら市外に流出している消費を戻し、市内商業者との共存共栄を図り、市民ニーズに対応し、地域の特性を生かした個性的な魅力ある周辺のまちづくり、つまり例えば真美ケ丘であれば、施設だけではなしに人口を早急に張りつけるとか、また五位堂駅前につきましては区画整理事業後のまちづくりを模索することが大切ではないかと思います。 しかし、出店となりますと、本市が受ける影響は大きく、他方面にわたるものと思います。人の流れが変わり、交通体系にも変化が起き、道路の問題、そして周辺の環境対策、児童・生徒への影響等々、幾つもの課題が生じるわけでございます。集客には、地域だけではなく、第1次、第2次商圏等を広く求める必要があるため、何よりも道路網の良否が顕著にかかわってくるものと思います。 現在、本市には東西に国道165号、南北に168号の幹線道路のみで、ましてや狭隘な箇所もあるわけでございます。その上、東西に伸びる近鉄線により商圏が限定されるという傾向がある現状でございまして、市としてはやはり都市計画道路の整備が重要課題ではないかと思います。とりわけ、当面進めていくのが中和幹線の早期完成ではないかと存じます。 また、五位堂駅前のバスターミナルにつきましても、総合計画の中でその位置づけをされているわけでございまして、大和高田市の近鉄高田駅前のようなバスターミナルの機能をできるような拠点地区として整備しなければならないと考えております。また、施設はただ物を売るだけではなく、地域、生活に密着した核としての機能を備えるとともに、企業責任として必要なものは企業において対処していただき、行政上取り組まなければならない問題は組織上各所管にわたるわけでございますが、一体となって対処してまいりたいと思います。 ○議長(田中信好君) 質問5点目に対し、竹嶋都市事業部長、答弁。 ◎都市事業部長(竹嶋将君) 5つ目の都市計画行政につきましてお答えいたしたいと思います。 五位堂駅前北区画整理事業につきましては、活気ある快適なまちづくりとして早期完成に向かって全力を傾注していくところでございます。 当該事業は、ご承知いただいておりますように地元権利者並びに関係者のご協力、ご理解のもとで昭和61年から事業認可を受けまして、以来順調に進捗しております。 そこで、ご質問の換地処分の時期でございますが、平成7年度に予定をしております。 また、本地区内には大部分が瓦口でございますが、一部五位堂もございますので、都市区画整理事業において字界の変更が生じる場合、換地処分と字界変更の効力が同時に発生いたしますように今後行っていきたいと思います。早急に両理事会と協議を進めてまいりたいとかように考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(田中信好君) 岸為治君の2回目の質問をお受けします。 ◆20番(岸為治君) 残された時間が表示されていて、大変短いことになっておるわけで…… ○議長(田中信好君) どうぞ、前の方へ出ていただいて。 ◆20番(岸為治君) 時間がないからここでよろしい。
    ○議長(田中信好君) そこでよろしいですか。 ◆20番(岸為治君) はい、結構です。 ○議長(田中信好君) それでは、時間の方、よろしくお願いします。 ◆20番(岸為治君) はい。 まず、今吉田部長の答弁を聞きまして、なるほど一つの踏切を閉鎖しなければ踏切を拡幅できないということを聞きました。しかし、これはやはり定められたものであって、これを力に、あるいは行政の力によって、政治力によって広げていくようにしなければならない。じゃあ、今まで広がったこの道は、すべて1カ所皆閉鎖してから広げてもらったのか。この事実はどうなのか。 下田駅の場合はおおむね見通しがついたように聞きましたが、JRにつきましてももう59年から話し合いをしているけど、まだまだだということについて、これらどうお考えになっておるのか、お聞かせいただきたい。 次に、ごみの話になりますけれども、今部長は大変差しさわりのないような形で「全体的にごみを少なくしていきたい」、そして「やはりできるだけの効果を上げたい」、「もうごみ飽和状態である」と、こう言われていることよくわかりますが、その意向に持っていかれる反面、香芝市において大きなごみでありながら、香芝市から出ているものに違いないけれども、それは高田市が受けていると。本市はそれはできないのだということについてのいわゆる考え方、これを聞き及んでおらないと、こう思うわけであります。 次に、時間が超過しておりますが…… ○議長(田中信好君) 岸議員に申し上げます。 持ち時間40分経過いたしましたので、ご協力いただきたいと思います。 ◆20番(岸為治君) はい、わかりました。 じゃあ、一言、二言だけ融通きかせといてください。 岡田部長の答弁で、まずこれから大型店、あるいはまちづくりについては必要だということを言われましたが、じゃあこれから一つの大きなものが出てくれば、各部、あるいは各関係課が寄ってそれに対応していくというようないわゆる企画というものがすべての部にわたって検討していくというような考え方はどうなのか。これは、先ほど申しましたように日本都市整備公団、近鉄、あるいは今の私の質問の中から言えば奈良交通等にも話せることでありますので、そういうことを各分野に分けてやっていくということをどうお考えなのか聞いておきたい。 それから、一つ漏れております。吉田部長、この点につきましては、もし地域の方々の用地買収が速やかに協力されればできるというように解釈してよろしいのですね。 そういうことで、ひとつ、今部長が答弁したこと等のいわゆる受け答えができる。これは市長はどういうように最終的にやはり感じられておるのか、これも含めて答弁願いたい。 ○議長(田中信好君) ただいまの岸為治君の再質問に対し、市長、まとめて答弁。 ◎市長(瀬田道弘君) お答えいたします。 先ほど、岸議員の方からいろいろご質問をちょうだいいたしまして、それぞれの面にわたりまして誠心誠意、できるだけ前向きに向かって取り組んでまいりたいと、かように考えております。 それから、先ほどの道路の踏切の問題につきましても、早急に解決したいと、このように考えております。 それから、ごみ処理につきましてもいろいろ問題があろうかと思いますが、これにつきましてもごみの増大に対応した措置を講じてまいりたいと、かように考えております。 また、私たちは執行機関に対しまして、政治姿勢、また政治責任を明らかにしてまいり、また新規の行政を取り入れて、そして市政に大きく反映されるように努力してまいりたいと、かように考えておりますので、何とぞご了承賜りたいと思います。 ○議長(田中信好君) 岸議員、これでよろしいですか。 ◆20番(岸為治君) これを意に反すということは大変議員皆様にも失礼でございますので、私の出発点が少し長過ぎたと思いますので、あとのことはまたその都度委員会等、あるいはまた部長、市長等に個人的でただしてまいりたいと、かように思いますので、よろしく。 ○議長(田中信好君) 以上で岸為治君の一般質問を終わります。 暫時休憩いたします。            午前11時48分 休憩            午後1時35分 再開 ○議長(田中信好君) 休憩を閉じて再開いたします。 順位に従い、松村睦夫君の一般質問をお受けします。 松村睦夫君。 ◆3番(松村睦夫君) ただいまより一般質問を行います。 まず最初に、私は香芝市の土地開発公社におきます公有地の売却についてお尋ねをいたします。 土地開発公社の設立の趣旨は、地方公共団体にかわりまして土地の先行取得を行うことを目的とし、公有地の拡大の計画的な推進を図り、よりまして地域の秩序ある整備と公共の福祉を推し進めようとするのが基本的な考え方であります。これが公有地拡大推進法の大原則でございます。 土地開発公社が地方公共団体の分身的な役目を果たすものであり、かつ土地の取得、管理、処分等の事業を行う際に多くの利害関係者が発生いたしますので、したがって監督の規定が決まっております。また、議会によりますチェックもできるようになっているのでございます。 地方公共団体と土地開発公社との関係、特に議会との関係につきましては、次のような措置を講ずることによりまして責任の関係を明確化し、運営の適正化を図っているわけでございます。 一つ。土地開発公社の設立及び定款につきましては議会の議決を必要とすることとし、役員の任免、業務の運営、財務関係等に関する基本的な事柄につきましては議会が十分チェックできるとしたこと。これは、公拡法の第14条の1項、2項にも載っているわけでございます。さらに、公社は毎事業年度前に予算、事業計画、資金計画につきまして、設立団体の長の承認を得ることになっており、また年度終了後には財産目録、貸借対照表、損益計算書、及び報告書を作成し、設立団体の長に提出することになっております。長は、事業計画、決算に関する書類を議会に提出しなければならないものとし、議会の監督が十分行き届くようにしていること、これも公拡法及び地方自治法の施行令にも載っているわけでございます。 さらに、公社が運営資金を借り入れる際には、市──地方公共団体が債務補償をすることになりますが、この点からも設立団体の議会は公社の業務の運営につきまして実質的な関与が行われるものであるとされております。これも公拡法の第25条また地方自治法の214条に載っております。そして、設立団体の長は、予算、事業計画及び資金計画につきましての承認、役員の任免、業務に関します命令等の権限が与えられておりますが、これらの行使を通じまして公社の業務が適正に行われるよう監督する任務を住民の代表でございます議会に対して負っているのでございます。 したがって、議会議員である私は、これらによる法律に基づきまして、香芝市の土地開発公社の平成3年度決算書の公有用地売却原価明細表についてお尋ねいたします。 まず第1点。近鉄下田駅前代替用地の下田西4丁目187の9の土地、148.66平米は、売却日が平成4年1月16日になっておりますが、実際の登記簿の登録によりますと平成3年11月27になっております。なぜ売却日が違っているのか、正確にお答え願いたい。また、187の9の土地はどこの代替地か、代替地の処分年度、平米、金額も答弁を求めるものでございます。 2点目、公有地、下田西4丁目187の1の土地347.11平米は、平成3年度土地開発公社の決算書に載っておりませんけれども、登記簿には平成3年5月9日に売却したということになっております。なぜ決算書には起債されていないのか、答弁を求めるものでございます。 2つ目の質問にかわりたいと思います。 都市公園台帳についてですが、その公園用地の登録についてお尋ねを申し上げます。平成3年度より予算をとりまして、香芝市はおくれていました公園台帳の整備に取りかかっております。新市長も公約の一つに公園の充実と整備を選挙中掲げましたが、そこでお尋ねいたします。磯壁4丁目で約8,000平米の宅地を開発し、分譲しました。香芝商事という会社は、この中の公園をいまだに香芝市に渡していないということです。これは、都市計画法違反ではないのか。この点、どうなっているのか答弁を求めます。 3つ目の質問に移りたいと思います。 五位堂駅駐輪場でございます。五位堂駅北駐輪場増設についてお尋ねいたします。 7月1日に1,500台の自転車駐輪場がオープンしましたが、すぐに満杯になりました。これは、市の計画が全くずさんであったのがはっきり事実として明らかになりました。市民の多くからの抗議や要望もあり、そこでその横に増設工事を議会の議決を得ないまま工事をしてしまうという不手際をしております。これらも、初めに無計画の行政のあらわれでございます。 現在でも空きが自転車で約200台と聞いておりますが、これとていつまでもつのかわかりません。よりまして、早く計画し、予算措置をし、一日も早く第2駐輪場を具体化すべきと考えますが、市当局の答弁を求めるものでございます。 次に、駐輪場の料金についてお尋ねいたします。 現在、自転車では1カ月2,200円ですが、住民の中からもっと安くしてほしいという値下げの要望がございました。私が前に質問をしたところ、値下げは考えていないという答弁でございます。 ところで、北の自転車の駐輪場では10人の管理人を必要と聞いておりますが、この人件費が利用料金に重くかかっている問題もあると考えます。 そこで、例を申しますと、兵庫県の播磨町では24時間営業の自動ゲート付無人駐輪場で料金を月額1,500円にしているそうです。これだと、今まで夜間は閉鎖していたのが、24時間営業で、そして料金も安く、赤外線と超音波のセンサーで人と自転車をチェックするために盗難もないと聞いており、また住民も非常に喜んでいると聞いております。 市は、これらのことも考慮に入れまして、料金を値下げの方向に検討する考えはどうか、お尋ねをいたします。回答を。 ○議長(田中信好君) ただいまの松村君の一般質問、1点目について竹嶋都市事業部長、答弁。 ◎都市事業部長(竹嶋将君) お答えいたします。 まず、1点目の土地開発公社の公有地の売却についてお答えいたしたいと思います。 先ほど趣旨説明もございましたが、再度趣旨説明から申し上げます。 我が国経済の高度成長は、全国土にわたって都市化を進展され、特に大都市地域におきましては公害の発生を初めとする生活環境の悪化、さらには生活環境の施設等をはじめといたします社会資本の立ちおくれ、さらには土地利用の混乱等、いわゆる土地問題が発生している状況でございます。この土地問題の中でも、解決の急を要する、またかつ重要なものが土地問題でございます。公共用地等の所得難、さらには地価の高騰等の問題もありまして、この結果、住宅難を初めといたしまして国民生活、産業経済の両面にわたりまして深刻な問題となっております。この土地問題の解決のために、政府としては地方公共団体が公共用地等を円滑に取得するため、土地開発公社の創設、その他公有地の拡大の推進を図るための措置を講ずるための公有地の拡大の推進に関する法律が、土地の先買いが必要がある等の理由で施行されました。この法律は、都市の健全な発展と秩序ある整備を促進するために必要な土地を先買いに関する制度の整備、地方公共団体にかわりまして土地の先行取得を行うことという目的でございます。 この土地開発公社の創設、さらには措置を講ずることによりまして、公有地の拡大の計画的な推進を図り、もって地域の秩序ある整備と公共の福祉の増進に資することを目的といたしております。 よって、本市におきましては香芝市土地開発公社は公共用地の公有地等の取得管理、さらには処分等を行うに当たりまして、香芝市の秩序ある整備と、地域住民の福祉の増進に寄与することが目的といたしております。そこで、昭和49年4月1日より施行いたしたわけでございます。 そうしたことから、地域住民の福祉の向上のために広い分野にわたりまして施策を行っているところでございますが、中でも道路、公園、街路等の都市施設、さらには小・中学校等の教育施設、公共事業用地の取得に際しましては、代替地の要望があった場合には速やかにこれに応じるために代替用地の確保にも努めておる状況でございます。そうしたことから、市におきましてはそれらの要請、あるいは市の依頼によりまして補助事業等の金額に合わせまして公有地の売却行っているのが現状でございます。 そこで、お尋ねのことでございますが、平成3年5月9日に売却しております百八十何番地でしたかな、その番地につきましては、平成3年5月9日に売却しておりますので、よろしくご理解いただきたいと思います。 ○議長(田中信好君) 質問2点目、吉田産業建設部長、答弁。 ◎産業建設部長(吉田治君) それでは、質問2点目につきまして、公園用地の登記等につきましてお答えを申し上げます。 ご指摘の公園ですが、昭和54年代に当時町道承認されたことを受けまして、その道路に沿って建て売り住宅を行われたところでございます。その後、県の指導により連檐開発であるため、それら基準に合った是正指導が行われたのでございます。そのことにより公園の用地等が必要となり、一団の団地内の土地権利者に協力を求められ、設置されたものであって、権利関係についてはもとの権利者名義となっておりますが、現在も公園としての利用をされているのが実情でございます。 今後の対応といたしましては、所有権移転について業者と十分協議を行い、実情に沿った対処を行うよう指導及び指示を行ってまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解のほどお願い申し上げます。 終わります。 ○議長(田中信好君) 質問3点目について、西村総務部長、答弁。 ◎総務部長(西村昭一君) 五位堂駅の駐輪場の件でございます。この件でございますが、過日の決算委員会、また総務委員会等でもいろいろとご説明申し上げておりましたように、この北の駐輪場の増設につきましては今後さらに利用者が増加するものと予想されますので、駅前整備事業の進捗状況等も見た中で、民間活力の導入等も含めてさらに検討していきたいというように考えております。 それから、料金の値下げの件につきましては、去る3月議会におきまして香芝の自転車駐車場条例の議決をいただいております。議会で十分審議願っておりますので、ただいま変更する考えは持っておりませんので、ご理解をいただきたいと思います。 終わります。 ○議長(田中信好君) 議事進行で、西村忠一君。 ◆19番(西村忠一君) 松村議員の質問で竹嶋部長は質問されたことにもっと答えなければいけない。もっと質問あったはずです。これで、松村議員が再質問したらあと一回しか質問ができなくなる。ですので、こういう場合は議長が判断して足らない場合は補足を求めるように。 ○議長(田中信好君) 松村睦夫君の2回目の質問の前に、竹嶋都市事業部長、質問されております点に対して、再度答弁。 ◎都市事業部長(竹嶋将君) 下田東4丁目187番地の1番につきましては、平成3年5月9日に契約をいたしておりまして、347.11平米ということでご理解いただきたいと思います。            (「答弁が足りない」との声あり) 申しわけございません。これにつきましては、平成元年1月18日で県の高田土木事務所が買収して、既に契約をしておりましたが、一部未買収地域がございまして登記ができない状態であったためにこの時期になったわけでございますが、よろしくご理解いただきたいと思います。            (3番松村睦夫君「もう一つは、187の9はどうなっているのか」との声あり) ○議長(田中信好君) 暫時休憩いたします。            午後1時57分 休憩            午後2時50分 再開 ○議長(田中信好君) 休憩を閉じて再開いたします。 先ほどの松村君の質問1点目に対する答弁、竹嶋都市事業部長、答弁。 ◎都市事業部長(竹嶋将君) 大変混雑いたすような答弁で申しわけございません。おわび申し上げます。 さきのことでございます。まず、187番地の9につきましてお答えしたいと思います。 187の9は片山さんの代替地でございまして、もとの所有地は187の5番地、これがもとの土地を187の9番地に売買契約をしたと、その日が平成3年11月21日と、それから登記年月日につきましては、平成4年1月16日、この間にちょっとずれがあるのではないかというご質問でございますが、ちょうど正月等も中にありました関係がありまして、登記手続がおくれて1月16日になりましたと、こういうことでございますので、ご理解いただきたい。 それから、187番地の1につきましての件でございます。これにつきましては、平成元年1月18日に奈良県と売買契約を締結いたしておりまして、それの決算につきましては昭和63年度の決算に記載されております。そして、市が公社と契約いたしておりますのが平成3年5月9日に代替地の売買契約を結び、登記につきましては平成4年1月21日に登記をしたわけでございます。その理由につきましても、先ほども申しましたように、県が国道用地として買収したが、市の代替地として売り渡すべき物件が一部未買収地が含んでおりましたので、それの未買収の交渉がおくれたために、所有権の移転登記が平成4年度にずれ込んだということでございますので、よろしくご理解いただきたいと思います。終わります。 ○議長(田中信好君) 松村睦夫君に申し上げます。一般質問通告に対してもう少し質問の内容がわかるように通告をしていただきたいと思います。 続いて、松村睦夫君の2回目の質問をお受けします。 松村睦夫君。 ◆3番(松村睦夫君) ただいまの答弁で納得いかない点がございます。 まず、187の9の土地でございます。これは決算書には平成4年1月16日、先ほど部長はその前年、平成3年11月27日に片山氏に売却していると申しました。当然、登記簿にはそのようになっているわけでございます。すれば、登記簿上、平成3年11月27日になっていて、それがなぜ平成4年1月16日に、なぜならば受け付けはこの日ではないわけですけども、売買の日にちがこのように変わっている点、それを私は問うているわけです。 なお、この片山氏は買ったわずか8日後に転売しております。これは公社は公の機関であり、転売先まで確認するように政府の指導でもなっているわけでございます。このように疑惑には、私の質問の内容には答えていない。 また、187の1の土地、これは平成3年5月9日に登記簿上売買しているわけです。その前にもう既に決算書では売買している。一体その間はどうしたんでしょう。これについても答えていない。 9の方の代替地の問題は若干答えてもらったのですが、まだ詳しくなっていないのですが、その問題、そのことにも答えてほしいと思いますし、さらに次の問題の都市公園の磯壁4丁目の件、あの土地に対して私は都市計画法違反でないのかとも聞いているわけですけども、それに対しても明確には答えていない。それで、何とか指導していきたいという答弁です。ここは10年以上の開発、実質上15年ぐらいたっていると思います。そうすれば、産業建設部長の答弁では、香芝商事という会社に対しては十何年間も放置してきた、そのことを私は聞いているわけです。住民もそれに対して回答を求めているわけです。事実上、香芝商事という会社には十五、六年もの間、何か理由があるかわからないですけれども、放置してきた。それを私は聞いているわけです。なぜ開発のときに指導をちゃんとしなかったか、その問題。また、長年にわたってこの会社に対してそうしているということに対してどうなのか、それを明確に答弁願いたいと思います。 ○議長(田中信好君) 竹嶋都市事業部長、答弁。 ◎都市事業部長(竹嶋将君) まず、1点目の問題でございます。187の9番地のことでございますが、これにつきましては、もとの所有地につきましては、親子関係で土地についてはお父さん、建物については息子さんといった関係で契約をさせていただいたわけでございまして、そして契約に基づきまして平成4年1月16日に登記が終わったと、こういうことでご理解いただきたいです。 2つ目の問題でございますが、これにつきましては先ほども申しましたように、駅前の代替地計画というものをつくっておりまして、それに基づきまして県の売買契約の時点でこの土地をお渡しするということで、公社との契約が平成3年5月9日と、それからすぐになぜ登記ができないかといいましたら、先ほども言いましたように、一部民有地も入っていた関係上、それらの民有地を買収後において登記をさせていただいたと、こういうことでご理解いただきたいと思います。 それから、先ほどちょっと答弁漏れいたしましたが、さきの片山さんの件につきまして、その後において第三者に売り渡しているということでございますが、これにつきましては個人同士の売買契約でございますので、私どもはまず片山さんにお渡ししたということでご理解いただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(田中信好君) 吉田産業建設部長、答弁。 ◎産業建設部長(吉田治君) 再質問に対しましてお答えを申し上げます。 まず、1点目の都市計画法においてはどうかと、この質問に対しましてお答えを申し上げます。 当現地におきましては、公園としての整備はできております。そうした中で、所有権移転のみだけがされてないということで、都市計画法においては一応公園設置をしているということで、法的に問題はないと。ただ、次の問題におきます所有権の移転の問題でございますけども、先ほど当初に私、説明を申し上げたかと思いますけども、もともとの所有者とのいろいろな権利関係の問題、そういうようなことが当時あったらしいです。そうした中で、所管といたしましていろいろと業者と詰めてまいりまして、本年度中にそれらの所有権移転を行うということの確約をとっているような状態でございますので、ご理解を賜りたいと思います。 ○議長(田中信好君) それでは、松村睦夫君の3回目の質問をお受けします。 松村睦夫君。 ◆3番(松村睦夫君) 公有地売却の件ですけども、先ほどの部長の答弁は全くつじつまが合っておりません。なぜならば、平成4年1月16日に登記したと言いますが、そうではありません。私が言っているように、登記簿の登記はあくまで平成3年11月27日に登記をしているわけでございます。決算書におきまして、平成4年1月16日でございます。そういう意味では全く納得がいかないわけでございます。 また、187の1、これもそうです。あくまで登記には──登記簿の登記です。平成3年5月9日に載っている。それに対して決算書には載っていない。この平成3年5月9日には、実は2人の方にお渡しを、売買をしているわけです。1人には105分の90、そしてもう一人の人には105分の15、これが登記所の登記簿に平成3年5月9日に登記されているわけでございます。公社よりそうなっているわけです。それなのに、なぜ登記簿には載っていないのか。 また、先ほどの187の9のこの問題、決算書には平成4年1月16日、登記簿には平成3年11月27日売買したと登記を書いております。また、その8日後に平成3年12月5日にまた転売している、こういう問題。先ほどの部長は、平成4年1月16日に登記していると、これは決算書による売却日はそう書いてあるだけです。私の言っているのは、登記簿に書いてあるのは、さっきから何遍も申しますけども、平成3年11月27日ということ、これに対して答弁をしておられないわけでございます。 この件につきましては、いろいろの問題があるような感じもしております。これで私も3回目の質疑になりまして、4回目はできないわけでございますので、引き続き12月の議会の一般質問、こういう点におきましてこのはっきりしていない点、また新たな問題点を12月の一般質問においても再度取り上げたいと申しまして、私の3回目の質問を終わりたいと思います。 ○議長(田中信好君) 答弁要りますか。 ◆3番(松村睦夫君) 登記簿の登記の件について。 ○議長(田中信好君) 2回目の質問と全く同じ点で、答弁も同じだろうと思いますので、以上で松村睦夫君の一般質問を終わります。 順位に従いまして、3番、奥山博康君の一般質問をお受けします。 奥山博康君。 ◆1番(奥山博康君) それでは、順位に従いまして一般質問第3番目、議長のお許しを得ましたので一般質問に入りたいと思います。 まず初めに、香芝市のまちづくりの今後とその見通し。その中で2つ、まず第1回目の質問ということでさせていただきますので、理事者の明確な答弁をよろしくお願いいたします。 香芝市のまちづくりの今後の見通しについて。香芝市北部西名阪インターチェンジ周辺のまちづくりにつきましてお伺いいたします。 現在、香芝には近鉄で5つの駅、JRで2つの駅、合計7つの駅を有しております。そして、第8番目の駅と言われている西名阪香芝インターチェンジがあります。インターチェンジ周辺は、西名阪低周波公害の訴訟で地元住民と道路公団との和解条件で、緑地帯設置等、我が議会においても西名阪問題特別委員会を設置して厳しく見守っているのはご存じのとおりでございます。この関係につきましても、私も当委員会の所属委員でございますので、今回はインターチェンジ周辺の総合都市計画からの位置づけ、今後の方向づけをお聞かせ願いたいのであります。 続きまして第2番目、総合運動公園の必要性と現実性につきまして。昨年10月1日、市制施行には住民が住んでよかったと思えるまちづくりもしようと、何回も言われてきました。今、社会全体が週休2日制になりつつあり、土曜、日曜の過ごし方が昔と変わってきているのも事実です。役所関係もことし9月より毎週土曜日閉庁となりました。学校関係も公立では9月より月1回第2土曜日が休みとなり、週5日制となり、家庭教育の大切さが大きく言われるようになりました。また、バブルの崩壊で経済も下降ぎみでございます。これからは給料が今までのように増える時代ではないと考えられます。まさに休みは増えるけれども、金が増えないという時代に入ってきております。また、元気なお年寄りがますます増えるのは統計的に見ても事実でございます。家族で、仲間で気軽に楽しめて運動もできる総合運動公園の必要性が求められております。ご存じのようにプールはできていますが、その後の進行状況と今後の見通しについてお聞きしたいと思います。 また、運動公園計画の中には入っておりませんが、ナイター設備のあるグラウンド、野球場についてはどのように考えておられるのか。香芝市は市でありながら市営球場一つないというのも、奈良県下を見渡しても非常に珍しい市となっております。まして、私も野球が大好きでございます。夏場になりましたら、近隣の町まで恥ずかしながらナイター設備のあるグラウンドを借りて練習をしております。ご存じのように、当議会でも野球チームをつくり、今年は残念ながら敗れましたですけれども、夜できる施設があれば、せめて1回戦ぐらいは勝てたのではなかろうかと思っております。我が議会も、野球も今後とも一生懸命続けたいと思っております。 総合公園の話に戻りますけれども、境界明示もできないところにこんな計画が現実として立つのでありましょうか。市民のことを考えるなら、年々利用者が減少しております。それも1年間でたった2カ月の期間のプールに固執する必要があるのでしょうか。大きく現実性のあるところへ変更する考えはないのかどうか、答弁を求めるものでございます。 答弁につきまして、ちぐはぐがあったらいけませんので、まず1番目の質問の内容は、総合都市計画からのまちづくりの位置づけ、今後の方向づけが一つです。2番目の総合運動公園の質問は、進行状況、今後の見通し、ナイター設備のある球場はどうか、計画変更する考えがあるのか、以上5点につき明確な答弁をいただきたいと思います。 ○議長(田中信好君) ただいま奥山博康君の一般質問1点目に対し、岡田市長公室長、答弁。 ◎市長公室長(岡田紀郎君) 第1点目の質問につきまして答弁さしていただきます。 香芝市北部のインター周辺整備につきましては、本市の総合計画、香芝プラン2001の中でその交通条件を生かし、流通型の新しい業務地の形成を図るという位置づけをされており、これが基本的な考えでございます。現在、周辺沿道には常にガソリンスタンドや商業施設が整い、沿道サービス型商業、業務施設が形成されつつあり、これは地域の特性を示しているものと言えます。今後も西名阪問題に係る整備と相まって、インターチェンジは車利用社会に対応した自動車の駅前という観点から、流通及び商業施設の整備が望まれるわけでございます。しかし、その反面、地理的条件があまりにもよいために、逆に土地所有者、民間企業等の多様な思惑も重なってくるわけでございまして、本市といたしましては、そうしたことも考慮に入れながら田園環境と調和した土地利用の方向で地域整備を考えてまいりたいと思います。 以上、終わります。 ○議長(田中信好君) 質問2点目について、竹嶋都市事業部長。 ◎都市事業部長(竹嶋将君) 2点目の総合運動公園の必要性、現実性ということで答弁したいと思います。 総合公園につきましては、住民生活におけるニーズは、都市化の進展とともに失われがちな自然緑地や市街地内のオープンスペースの確保、自然との触れ合いを通じまして人間形成に対する諸効果、さらにはレクリエーション利用等によりまして、健康の維持管理や都市景観の改善を図って、健康で文化的な都市づくりを推進することが重要な役割を果たすものでございます。 本市の公園法でいいます都市基幹公園といたしましては、運動公園と総合公園に分類されるわけですが、現在計画決定をいたしております香芝総合公園につきましては、既にご承知いただいておりますどんずる峰地区で計画決定、面積11ヘクタールでしているわけでございますが、既に2.8ヘクタールにつきましては、プール部分でございまして、これは既に昭和59年と60年、部分的に供用開始をされて現在利用されておるのが現状でございます。その残りますところの8.2ヘクタールが天然記念物のどんずる峰と接続しておりまして、その恵まれた自然環境とあわせまして、内容といたしましては多目的広場、フィールドアスレチック、さらにはピクニック広場、レクリエーション広場、地学館広場、ゲートボール広場、さらにちびっ子広場、それに駐車場を備えました総合公園でございます。その総合公園につきましては、今後の整備状況でございますが、一日も早く事業化をしてまいりたいといった中で、現在先ほどのご指摘にもございましたように、境界明示、さらには地図訂正等の作業、鋭意努力を重ねております。 さらに、多目的広場等、事業着手をするとなれば、隣接する用地、これは公共公益施設用地として誘致を考えております、その件につきましても、具体化をした中で事業を促進しなくてはならないといったことで、そういったことも踏まえまして、今現在その努緑を重ねているという状況でございます。 さらに、その中で、ご質問の中でこの計画変更する考えはあるのかどうかということでございますが、先ほども申しましたように、昭和54年に計画決定をされた時点で、既にご承知いただいておりますように、公園法によります都市局の公園の補助金をプール部分につきまして、完成している関係上、これにつきましての違う場所の変更はということは、非常に無理かと存じておりますので、その考えはございません。 さらに、多目的広場と申しましても、実質上は野球場のできるグラウンド的なもんで、名前的にはちょうど自然公園法の中にございますので、多目的広場という名称にしておりますが、将来的にはナイター設備もできるような状態のものにしておりますが、とりあえず総合公園が一日も早く事業着手するように今努力を重ねておりますので、その点十分にご理解をいただきたいと、かように思いますので、よろしくお願いいたします。終わります。 ○議長(田中信好君) 奥山博康君の2回目の質問をお受けします。 奥山博康君。 ◆1番(奥山博康君) それでは、2回目の質問をさせていただきます。 まず初めに、第1点目の西名阪周辺の件でございますけれども、2001プランよりの流通型の地域にしていきたいという答えを今いただいております。今インターチェンジ付近は、きらきらとモーテルのネオンでいっぱいだというのは皆様もご存じです。今や香芝市の近隣の市町村はもとより、大阪の人々でさえ必ず知っている一大モーテル街となっております。内容的には、ビジネスホテルとは聞いておりますけれども、ビジネスホテルであのネオンはないでしょう。まして周辺は住宅地、農地がほとんどで、ビジネスホテルの必要性はいかがなものかと私は考えております。まして、北部地域に一刻も早い中学校建設が叫ばれている中、環境的に見ても大きな障害になっているのも事実でございます。総合計画での中の方向づけはよくわかりましたが、環境的には今後どのように考えておられるのか。モーテル──いや、ここではビジネスホテルと言いましょう。禁止条例を設ける考えはないのか、あわせて答弁願いたいと思います。 そして、私もこれはあくまでもうわさで聞いていることなのですけれども、インターチェンジ付近にモーターボートの場外発券所ができるのではないかという話をこのごろよく聞きます。火のないところにけむりは立たないと申しますが、聞くところによりますと、光ファイバー、高速通信を使ってボートレースを画面で見ながら舟券を買うような施設らしいです。ただでさえ停滞の多い交通状況の激しいところでございます。ますます道路状況が悪下するのは必当で、環境的にはどうかと思われます。 モーターボートは、モーターボート競走法というものがあるらしいです。これは自治体がやっていると、尼崎ボートレースであれば尼崎が主体であるというようにも聞いております。それの出張先であります場外発券所が香芝にもしできるとなれば、自治体と自治体の話し合いも当然行われると私は確信しております。 モーターボート場ですか、発券所、これは地元に何らかの恩恵があるとも聞いておりますが、今の香芝市で財政面からどのように考えておられるのか、お聞きしたいと思います。 一応断っておきますけれども、香芝市は生活環境基盤の充実した快適な住宅都市の育成、心豊かなゆとりある魅力あふれたまちづくりを基本に、文化の薫り高い自然や田園を生かした緑豊かなまちづくりが基本方針になっております。この観点から答弁をいただきたいと思います。 そして、総合運動公園の問題につきましては、私はプールに固執をしていつまでたってもできない、できそうでないものを計画のままで住民を喜ばせておくのでいいのかどうかと聞いておるので、先ほどの答弁、プールがあるから計画変更する考えはないと、プールのためにこれから30年、40年、絵にかいたもちで終わらせる行政側のもう一度の考えを聞きたいと思います。 ○議長(田中信好君) 再質問1点目に対し、岡田市長公室長、再答弁。 ◎市長公室長(岡田紀郎君) 再質問の第1点目でございますモーテルの禁止をされるのかどうかという問題でございますけれども、このモーテルの禁止条例につきましては、まず経過的にも以前にもこういう問題があり、要綱で定めるとかというような問題でいろいろ問題があったわけでございますけども、実際問題といたしまして、条例を制定いたしましても、どれだけ禁止し得るものかということも実際問題として疑問でございます。他町村におきましても、この禁止条例をされているところがあるわけでございますけども、行政といたしましても、十分なる取り組みができないのが現状でございまして、頭痛の種というのが現状でございますので、ご理解を願いたいと思います。 それから、場外舟券売り場でございます。これにつきましても、そういう分として私も聞くわけでございますが、正式には開設者が地元市町村に申し出るわけでございまして、本市におきましては、そういう申し出が現在のところありませんので、また正式にあった場合に十分なる対応を協議してまいりたい。 以上で終わります。 ○議長(田中信好君) 2点目に対して、竹嶋都市事業部長、再答弁。 ◎都市事業部長(竹嶋将君) 2点目の総合公園の件でございます。 まず、総合公園2.8ヘクタール部分につきましてのプールは既に供用開始しております。もう既に六、七年を経過している関係もございまして、今後もっと利用していただくためにも、そういった改修といいましょうか、補修的なことも今後の課題であろうかと、かように思う次第でございます。 また、あと残りの8.2ヘクタールにつきましての事業のめどはといった考えの中で、先ほどからも申しましたように、境界明示あるいは地図訂正等をしなくては買収もできないといったようなことで、今鋭意努力しておりますが、これを計画変更、さらに変えるということは非常に難しい問題でございまして、ただ難しいだけでなくして、何とか一日も早く事業化できるように、さらに肝に銘じて努力を重ねてまいりたいと、かように思っておる次第でございます。できれば、平成6年度からでもという考えは持っておりますが、いずれにいたしましても、境界明示等がございまして、それらの問題解決後でなければ、事業化のめどという問題が非常に難しくなってくるということで、その点につきましても、今後十分に努力をして、一日も早く事業化できるように頑張ってまいりたいと思いますので、よろしくご理解いただきたいと思います。 ○議長(田中信好君) 奥山博康君の3回目の質問をお受けします。 ◆1番(奥山博康君) それでは、3回目の質問をさせていただきます。 まず、第1点の西名阪周辺の問題でございますけれども、このモーテル、そしてモーターボートの場外発券所設置のうわさ、今までも香芝北部、志都美方面──校区でいえば──につきましては、焼却場の問題とか、いろんなことで何かしら香芝から外れているように言われております。その中で、先ほども言いましたように、早急なる中学校建設、問題になっておりますこの場外発券所、これも聞くところによりますと、1年365日、約260日間の営業ということは、もうほとんど毎日開催されているのと感覚的には同じだと思います。この件につきましては、3回目でございますので、お許し願えれば、こういう施設が環境的に見て、そして香芝市のすばらしいまちづくりの中で、市長としてどのようにお考えになられるか、答弁いただきたいと思います。 総合運動公園、これだけは努力します、一日も早く、境界明示もしてと、この答弁は私だけではなく、市民も、聞きあきてるわけです。今担当されてる部長がこれがもし完成されるとき、あなたは何歳ぐらいになったらできるかなと考えられていますか。これにつきましては、私は要望だけにしておきますけれども、努力する、これから努力するいったら、その間の努力の結果を私は追及していきます。境界明示ができない、これもこれからどんどん追及していきますから、総合運動公園、市民が今求めているものであるということを十分理解していただきたいと、かように思います。 質問は、第1点目においておきます。 ○議長(田中信好君) 再質問1点目に対して、市長、答弁。 ◎市長(瀬田道弘君) お答えいたします。 モーターボートの場外券の販売ということ、私も風聞で聞き及んでおります。しかし、今先ほど公室長が申し上げましたように、まだ正式の問い合わせも何もございません。そういう段階でございますので、はっきりしたことは申し上げられませんけれども、市としては非常に困った問題だと、そのように受けとめております。もし、そういう事態になりましたときには、反対の方向で対処していきたいと、かように考えております。 ○議長(田中信好君) 以上で順位3番、奥山博康君の一般質問を終わります。 暫時休憩いたします。            午後3時38分 休憩            午後4時07分 再開 ○議長(田中信好君) 休憩を閉じて再開いたします。 順位に従い順位4番、廣瀬哲臣君の一般質問をお受けします。 廣瀬哲臣君。 ◆5番(廣瀬哲臣君) それでは、議長のお許しをいただきまして、順位4番として私の一般質問を始めたいと思います。 市長の公約実現と財源の裏打ちについてであります。 朝来より先輩議員より一般質問の受けとめ方についてもございました。それに対して所管の部長なり、また市長は一般質問という形の答弁については、十二分に議員の質問に対しましてご認識いただいたものと受けとめておりますので、細部にわたって具体的にご答弁いただきたいと思います。 と申しますのも、私の前にやられました議員においても、単に検討するとか、そういう形であるならば、絵にかいたもちになるという形の発言がございました。私は、市長の公約が実現されるにあっては、やはり財政の裏打ちがなければならないと思います。国や県の補助金というものを最大限政治的な努力をしていただきまして、なおかつ本市の自主財源、これまた全くない形では実行不可能であります。そうした形の中で市長が公約なさいました。市北部の中学校、そして6月議会におきまして仮称旭ケ丘小学校の用地買収が補正されたわけであります。しかし、これとて校舎あるいはプール、屋内運動場、また運動場の整備、これらの本市における財源が必要であります。もちろん、起債の充当率がどの程度見込まれるのか。しかし、一般財源が起債が目いっぱい持っていかれましても、一般財源はやはり見積もりの中から私が考えますに、自主財源としては40億円を超えると思います。そのうた起債が90%仮に持たれたとしても、10億円ほどの一般財源が必要でありますし、同じように北部の中学校の用地費、校舎建設費、屋内運動場あるいはプール、そういったものの一般財源をどの程度に見積もっておられるのか。また、起債の充当率をどの程度に持っていこうとされるのか。本市において120億円を超える起債の返済が公債比率として14%であると過日聞かせていただいたわけでございますけれども、私の積算において、この小学校と中学校の起債ですら60億円を見るわけでありまして、20%を超えるわけでありまして、1校区に1幼稚園を見ますと、さらに6億円ほどの起債が必要かと思われます。そうした観点をいろいろと数字を挙げてお答えいただきたいと思います。 総合福祉センターにおいても、その広さをどの程度に位置づけられるのか。最小の財源をもって最大の効果を持つならば、少なくとも何平米の広さが大事であると。しかし、行政につぎはぎ行政はできないとする位置づけならば、その総合福祉センターが最大限に財政を投資しなければ、行政の最大効果は得られないという議員の指摘も私は賛同するものでありまして、この総合福祉センターの見通し、現在どの程度まで進捗しているのか。また、市長として市民のニーズとあなた自身の考え方とどのようなところに差異ができたときに、市長としてどのようなカラーを出されるのか。特に財源という観点からのお考えを聞きたいものであります。 また、近隣公園についてでございますけれども、本市にあって近隣公園は区画整理事業内において実施はされてきておりますけれども、市長の言われるように、各校区ごとに年次的に計画し、2カ所ほど希望なさっていられるわけですけれども、その実施に当たっては、用地買収費1カ所において2ヘクタール、6,000坪の用地買収は非常な財源の必要がありまして、これに関しての補助金、また補助から外れる施設とどのような見積もりを考えて年次的に2カ所ほど実行されるのか、お尋ねしたいものであります。 また、道路網の早期充実と駅前整備についてでありますが、これも都市基盤の整備としてあなたが市長として今日までのいろいろな議会で最も早急的に急がなければならないのは、中和幹線であり、168号線の拡幅であろうかと思います。しかしながら、本市におきましては近鉄操車場ができるに際しまして、いわゆる五ケ所・五位堂線の都市計画街路におきましても、既に前受金として受けている現実があります。これらいたずらに放置なさいますと、その金額は利子は増えてこそすれ、工事費、用地買収等、ますます金額がかさむので、一日も早い実現をと願っておりましたところ、五位堂でマンション計画があり、そのマンション計画がその都市計画街路に入るということで、これらの用地買収に入られたことに関しましては敬意を表するわけでございますけれども、単にこれだけに終わってしまうと、一部道路というのは単に一部だけで開通するものではないのでありまして、近鉄との前受金の基金の状況等、これに取り組む姿勢もお聞きしたいわけであります。 これら中和幹線あるいは168号線の拡幅、そしてただいまご指摘申しました都市計画街路の五位堂・五ケ所線のこれらの実施に当たりまして、どのような事業費を見ていられるのか、お尋ねしたいものと思います。 このうち、市施行分に関しまして、国庫補助金、どの程度の補助率があり、また家屋の移転、その補償費、用地費、工事費、これらについても具体的にお尋ねしたいと思います。 また、これの起債の充当率は30%しか見られていないので、概算15億円程度だろうと思いますけれども、その数値に誤りがあれば、誤りである旨、具体的な資料をもってお示し願いたいと思います。 5番目の前市長の継承をうたったが、その諸事業の実現についてであります。行政というものは、ある時代からある時代に革命でも起こらない限り、180度の転換は考えられないわけでありまして、市長も前市長の継承を当選直後高々にうたわれたわけでございまして、その継承なることになりましたら、本市におきましては香芝・広陵消防組合における香芝消防本部の新設がこの平成6年において、書類上においてはっきり明記されているわけでございます。これとても3,000平米なり4,700平米の広さが必要であり、その用地、建物、これはすべて自主財源であります。また、この起債の充当率は75%でありますので、一般財源の捻出をどうなさるのか、お尋ねしたいと思います。 また、組合施行によります、あるいは市施行によります区画整理事業の市の持ち出し金であります。近隣公園あるいはその中に走る都市計画街路の応分の負担が必要でありまして、本市においては旭ケ丘区画整理事業が現在進行中でありまして、幾分の市の持ち出し金も必要でありましょうし、今新たに仮称高山台区画整理事業においてどのような形で折衝し、これらの経費と申しますか、財源の規模はどの程度になるのか、市長としてどうご認識あるかをお尋ねしたいと思います。 また、一般質問でも市営住宅の計画等についていろいろ機会を変えてあるわけでございますけれども、これら市が計画しておるほどの適切な市の用地があるのか。また、その建物に対して計画的にはいかほどのものなのか、これら賃貸借との収支を考えるときに、どのようなバランスになるのかをお尋ねしたいものであります。 また、長期総合計画におきましても、市長は石田市長のときの長期総合計画第2次に対しましては、非常に立派なことであるけれども、何一つ実現されていない。すなわち絵にかいたもちに終わると言われましたけれども、我々の認識は、これからあなたが実施計画を立てて、3年ごとの実施計画、またその都度見直し計画をあなた自身がしなければならないことを、この議会において明言するものであります。この3月議会におきまして、これらを要する費用に明確な考え方、あなた自身のカラーというものを出していただくべく、これら私が前述いたしました緊急性、重要性等を十二分にかんがみて、財政的にあなたの任期中におおよその一般財源、また起債、これら法律によって、あるいは内規によって定められた形のものを十二分にお示しいただきまして、裏打ちのある財政計画というものをお尋ねしたいものであります。 ○議長(田中信好君) ただいまの廣瀬哲臣君の一般質問に対し、市長、答弁。質問点が6点にわたっておりますので、1点目に対してはこういう答弁、2点目に対してはこういう答弁というようにわかりやすく答弁いただきますように。 ◎市長(瀬田道弘君) お答えいたします。 まず第1に、旭ケ丘小学校、それから仮称北中学校、この点につきまして先ほど廣瀬議員の方から事業費についてお話がございました。全くそのとおりでございまして、事業費といたしまして旭ケ丘小学校で44億円、北の中学校で51億円余り、両者合わせて約100億円近い事業費でございます。ただ、旭ケ丘小学校につきましては、平成7年度をめどに考えております。予算化するのには、平成6年からかからなければならないと思っております。そのうち、補助金が3億6,000万円ほど、それから一般財源としましては10億円、起債としまして約30億円を見込まなければならないと存じております。それから、北の中学校につきましては、平成9年度をめどに事業を進めていかなければならないと思っております。事業費としましては、先ほど申しましたように約51億円、そのうち一般財源は11億円、起債が30億円、補助金が9億4,000万円、概算でございますが、このような財源の確保を目指さなければならないと考えております。ただ、北の中学校は平成9年度をめどに計画をしておりますので、平成7年、8年継続事業として進めてまいりたいと、かように考えております。 次に、総合福祉センターでございますけれども、この財源についての方策でございますが、このことについては、一例を示しましてご説明を申し上げたいと思います。 福祉会館施設等、施設整備費用補助金及び社会福祉施設等設備整備費補助金の制度がございます。現時点で考えられます国庫補助及び県補助制度は、設置基準におきまして、建物の面積要件、間取りに関する設備基準、利用面でも多くの制限を受けることとなります。また、補助対象事業といたしまして、補助対象外事業、特に複合施設については一括した補助制度がございません。既設の単体施設としての補助制度を当てはめて適用を受けなければならず、こうした複合施設での供用部分は補助対象外事業となります。しかも、補助金額は実施単価を下回った平米当たりの補助基本額により算定されます。こうしたことから、起債による事業とすべきかと考えられますが、地域福祉推進特別事業債は、総事業費に対し充当率75%以上で、都合により100%も可能かとも存じます。 また、償還金につきましては、その自治体の財政力によっても異なるわけでございます。本市においては、47%程度の額が普通交付税に算入され、毎年度交付を受けることとなり、有利であろうかと存じます。しかしながら、仮称香芝市総合福祉会館整備計画プロジェクトチームによりまして、包含すべく必要な施設について調査研究を行っているところでございます。 その中で考えられる施設について、具体的に最も有利な財源獲得のための検討を進めてまいりたいと存じております。 次に、近隣公園の見通しでございます。近年、都市化、高齢化の進展を背景に、都市の安全性の確保、健康の維持増進に対する社会的要請が高まってまいっております。こうした中で、生活水準の向上、自由時間の増大などに伴いまして、住民の価値観、創造的文化活動、自然との触れ合い等への住民の多様なニーズが高まっているところでございます。こうしたことから、都市公園の整備は極めて重要かつ緊急課題として整備を推し進めることが必要かと考えております。 その中で、まず身近な公園で多様な活動が行えるような近隣公園等の整備の推進が不可欠であろうかとも思いますが、何よりもまず都市基盤が大切でございます。優先順位を定めながら、今後引き続きまして財政に伴う年次計画を立てて計画してまいりたいと存じております。 次に、道路網の早期充実と駅前整備についてでございます。 香芝市の東西交通であります国道165号線は、狭隘であり、鉄道とも平面交差をしております。朝夕のラッシュ時を中心に、交通渋滞や交通混雑が生じております。これらの抜本的な対応策といたしまして、国道165号線の代替路線であり、あるいはバイパス道路として中和幹線の早期完成が重要視されているところでございます。中和幹線の懸案事項でありました計画道路畑・分川線から県道上中・下田線までの区間につきまして、一部を県施行事業とし、残りを市施行事業として本年度の新規事業区間として採択になり、穴虫の国道165号線合接点まで事業を進めているところでございます。 事業期間10年をめどに、中和幹線の早期完成のため、県、市ともに全力を注いでまいる所存でございます。 また、中和幹線を軸とした街路体系を考えますと、香芝市の中央部の南北交通であります現在の168号線は、近鉄線より南側については、県におきまして道路改良整備が進められているところでございますが、北今市より国道165号線の交差点までの区間におきまして、一部狭隘なところもあって交通渋滞を引き起こしております。しかし、沿道沿いの宅地利用等が既に進んでおり、大幅な道路改良整備が非常に困難な区間と考えられております。 これらの解消対策とし、街路体系をあわせ考えており、国道165号線のバイパス的な役割として、中和幹線と交差している南北道路でございます。奈良西幹線及び計画道路北今市・磯壁線の165号線または県道下田・良福寺の取りつけまでの事業化を中和幹線の促進とあわせて取り組んでまいる考えでございます。 また、西方面におきましては、計画道路分川線が旭ケ丘土地計画区域内から中和幹線まで完了しておりますが、二上方面からの中和幹線への街路体系を考えた折、計画道路畑・分川線を南へ事業推進することが重要課題でございます。事業化に向けて検討していく考えでございます。 一方、東方面を考えますと、中和幹線より別所地点の国道165号線への道路として計画道路香芝南回り線が近鉄五位堂駅への道路として真美ケ丘幹線が既に供用を開始しております。しかし、五位堂方面からの中和幹線への街路体系を考えますと、計画道路香芝南回り線の事業促進とあわせまして、計画道路五ケ所・五位堂線についても、今後において事業化に向けての検討が必要かと考えております。 さらに、高田バイパスを軸にした街路体系では、計画道路磯壁・新在家線の早期促進が必要と考えられます。したがいまして、平成5年度より事業化に向けて事業認可を初め予算獲得に積極的な要望、陳情に全力を傾注してまいりたいと存じております。 これらの事業整備にかかわる事業費は膨大でございまして、香芝市における将来的な財政圧迫は必至でございます。最優先の中和幹線につきましても、市の施行区間であります奈良西幹線から近鉄大阪線までの約1,600メートル区間の事業費は、約110億円が必要でございます。国庫補助金を除いた51億円が香芝市の負担でございます。香芝市の財政負担の軽減を図るために、県施行区間の延長を強く要望しておりますが、県におきましても、中和幹線事業の関係市町とのバランスもございまして、県施行区間の延長については非常に厳しい状況でございます。しかしながら、財政負担の軽減及び早期完成のためにも、県における中和幹線の重要性を再認識していただきまして、県施行としての延長が難しいならば、県独自の補助援助等をお願いすべく県に対して目下強力に働きかけておりますところでございます。 また、奈良西幹線については、中和幹線の完成に伴う重要性を県においても十分に認識されておられます。香芝市の財政負担の軽減を図る上にも、奈良西幹線を県施行事業として採択していただけるよう、県、国等の関係機関に強く要望してまいる所存でございます。 続いて、駅前整備でございます。各駅前整備につきましては、町の顔としての性格を持ち、歩行者の安全、快適性、自動車交通の円滑性を確保する上におきまして、その整備が急務となっております。そうした中で、駅前整備が都市計画事業の一環として計画決定されております。それぞれの駅には社会的、立地的条件もあり、事業の手法におきましても、地域の実態に即した区画整理、街路事業など事業認可も含めて可能な状況の中で各駅前の一部について事業に取り組んでまいりたいと存じております。 その実態について申し上げますと、五位堂駅北広場については、既に供用が開始されております。道路交通の安全等に寄与しているところでございます。二上駅北の整備におきましては、昭和60年度から平成6年度の事業期間で、また関屋北側につきましては、昭和63年から平成7年度完成目標で努力を重ねております。さらに、近鉄南側広場は国道168号線道路改良にあわせて用地確保がほぼ先行取得しております。平成5年度より広場の地下自転車駐車場建設も踏まえまして事業認可を得るべく、現在手続に取り組んでいるところでございます。また、高山台土地区画整理事業とあわせまして、二上駅南側の都市計画道路二上・田尻線の事業化に向けて、関係機関と協議を重ねているところでございます。 その他、JRの下田駅、志都美駅前広場については、都市計画道路網に合わせた広場計画を、これも関係機関と調整、協議を図りながら、早急に計画策定を推し進めてまいりたいと考えております。 以上、駅前整備につきまして、現在の取り組み状況でございます。今後なお一層の事業推進に傾注するとともに、財政に伴う補助金獲得に向け県、国に積極的な要望と陳情活動に努力を重ねてまいりたいと存じております。 先ほどの中和幹線事業の事業費の概算でございますが、県施行としまして下田東線、奈良西幹線755メートルにつきましては、事業費としまして74億円、それからこのうち国庫補助が41億円、県が33億円、このようになっております。それから、市施行の部分でございますが、奈良西幹線から畑・分川線までは81億2,800万円、そのうち国庫補助が44億円、それから市債が36億円となっております。 それから、畑・分川線、近鉄大阪線まで460メートルにつきましては、事業費29億円、そのうち国庫補助が14億8,000万円、それから市債がやはり14億8,000万円でございます。合計いたしまして、市の負担分といたしましての事業費は、110億円となっております。そのうち国庫補助が59億5,000万円、市の負担が51億3,800万円、このような事業費になっております。 次に、幹線道路の整備、駅前広場の整備につきましては、二上駅前線、事業名としまして二上駅前線、事業期間が60年から平成6年度まで、この総事業費が18億4,400万円となっております。それから、幹線道路の整備といたしまして、尼寺・関屋線、これの事業期間が63年度から平成7年度まで、2億5,800万円となっております。それから、穴虫・田尻線、これの事業期間が63年から平成7年まで、8億1,000万円、それから二上・田尻線、平成5年から9年度の事業期間でございますが、16億1,400万円、それから磯壁・新在家線、この事業期間は平成5年から10年、34億円の事業費でございます。それから、近鉄大阪線、下田駅前南交通広場建設及び自転車駐車場建設、地下事業でございますが、これも平成5年から10年まで、この事業費が21億2,000万円となっております。 それから、香芝総合公園整備事業につきましては、平成6年から11年、総合公園、先ほど竹嶋部長が申しました分でございますけれども、10億円となっております。それから、近鉄大阪線下田駅付近鉄道単独立体交差事業の推進としましては、まだ今検討中でございます。 以上のような総事業費ということでございますが、大変財政状況も苦しい中で、これだけの事業をやっていかなければならないということは大変な事業でございます。先ほど廣瀬議員の方から石田市政を継承してからどういうぐあいに取り組むのかというお尋ねでございます。これにつきましても、私は今まで基本的には何度も申し上げておりますが、まず都市基盤の整備といたしまして、先ほど申し上げました中和幹線を初めまして幹線道路の整備、各駅前の整備、また下水道の整備をまず推進していかなければならないと考えております。そして次に、福祉の充実でありますが、現在国家的課題として高齢化社会到来に伴う対応が非常に論じられております。これは現在、本当に深刻な問題でございまして、現代を生きる私たちに課せられた大きなテーマでもございます。高齢化は、本市におきましても例外ではなく、これが社会環境の変化に対応すべく、老人福祉施策はもとより、あらゆる福祉分野にわたってその充実を図っていかなければならないと、かように考えております。 それから、先ほども申し上げましたように、学校と関係も早く整備してまいらないと、これからの人口増加、また学童の増加に対応できないというように感じております。ですから、教育の充実、まちづくりを推進する中で、人づくりは何よりもまして重要な行政施策の一つでございます。将来的にも大規模開発等により人口増加が予想される長期展望に立った教育施設の年次的整備を継続的に行ってまいりますとともに、新生小学校あるいは新生中学校の建設を行ってまいりたいと考えております。何とぞご理解を賜りますようによろしくお願いを申し上げます。 それから、私は今、香芝市の市制満1周年を迎えまして、歴代の市長が長年にわたりまして築いてこられましたこの香芝を飛躍、発展させなければならないという使命感でいっぱいでございます。このようなときに、多方面にわたる行政需要に対応すよため、議会の強力なご支援、ご協力を心からお願いを申し上げるのはもちろんのこと、私以下、職員の皆さんと一丸となりまして、これらの事業の遂行に全力を投入してまいりたい。そして、行政効果を向上してまいりたいと思っております。 私の基本姿勢といたしましては、基本的には石田市政を継承しつつ、ハード、ソフト両面にわたり各施策の展開を図り、清新で明朗、かつ公正な市政を推進してまいりたいと存じております。 また、私がいつも申し上げておる言葉でございますが、行政を進める中におきまして、すべての基本である市民サービスの原点に立ち返りまして、創意と工夫により市民生活に根差した市民が夢を持てるまちづくりを進めてまいりたいと考えております。そのためには、今現在、生活を営まれている人々の幸せを図るための行政、あるいは将来に向かって今後何十年の長期にわたった目標を持った本市のための市政というものを考えて進めてまいりたいと考えております。何とぞよろしくご支援を賜りますようにお願いを申し上げる次第でございます。 それから、先ほど廣瀬議員の方からご指摘のありましたように、公債比率が現在14%でございます。これらの学校の関係だけをとってみましても、非常に起債が高まります。おっしゃるとおり、非常に20%を超えるような起債になろうかと思います。しかし、これは長期的な展望に立った学校施設ということから考え合わせますと、やむを得ない措置ではないかと私は感じております。 それから、平成6年度をめどに消防の用地、建物、これは先ほど議員が申されたとおりでございます。今目下、いろいろ用地、適地を探しておりますが、なかなか見つからない状況の中でございます。なお一層の努力を重ねまして、適地の確保に努めてまいりたいと、かように考えております。どうぞご理解を賜りますようにお願いいたします。 以上、終わります。 なお、財源の詳細にわたりましては、また担当部長の方からご説明させていただきたい。議長のお許しを得られますならば、担当部長より答弁させたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(田中信好君) 廣瀬議員からの質問の内容について、高山台に関する費用の問題、市営住宅計画に対する問題、あるいはこれらの財源確保に対する見通し等に対する答弁、先にもらってから再質問……。 ◆5番(廣瀬哲臣君) 財源が要るというのを大体わかってるから所管の部長に聞いてないわけで、そういう起債の充当率とか一般財源がこれだけ要りますやないかと、それを年次的に市長はどの点から取り組んでいって、どのぐらいの規模になるのだと、用地買収だとか財政硬直化になるのは大変だなという形の認識を聞いているのではなしに、提言してるわけです。どうしていかれるのかというのが答弁欲しいわけであって、だからそういうようなもし形の数字を聞くならば、まず所管の部長から聞いていくが、今でも答弁の中でいろいろ間違いあったのです。最初市費と間違って、15%しかない、30億円ほどしかできない、中和幹線の話でも、そうです。36億円ほどの奈良西幹線の畑・分川線であるのは、これは市費の問題や。総額で51億円要るのだろう。それの30%の15億円しか起債ができないいうのに、36億円ほどの起債がある、市債がある。市費と市債の読み間違いやろうと思うのですが、税に対する。そういう言葉じりではなしに、その大変な事業を任期中にどうやっていかれるのかなという形を、それを答弁してもらわないことには、そういう数字的な形やったら所管の部長になる。根本的に間違っている。これ施政方針を聞いてるのとは違う。 ○議長(田中信好君) 市長に申し上げます。 今後の市長としてのこれらの事業に対する取り組み、それに対する具体的な答弁という質問者の意向でございますので、それらに対する再度の答弁をお願いします。 暫時時間延長いたします。 暫時休憩いたします。            午後4時55分 休憩            午後5時40分 再開 ○議長(田中信好君) 休憩を閉じて再開いたします。 先ほど廣瀬哲臣君の一般質問に対し市長の答弁があったわけですけれども、質問者の質問事項の内容と答弁者の答弁が一致していないということで、休憩中にそれらのことに対しても話し合いをいたしたわけですけれども、質問者の意向に沿った答弁を的確にいただくのには少し時間が欲しいと、こういったこともございましたので、本日はこれで打ち切り、明日9時30分から改めて市長の方から答弁をいただき、入っていきたいと思いますので、異議ございませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) 廣瀬哲臣君。 ◆5番(廣瀬哲臣君) 時間が遅いからというその処置はそれで異議はないわけですけれども、前回におきまして次が通告書を出しているにもかかわらず、すぐ休憩という形でございましたので、今回は特にその通告書においては詳しく書かせていただいた次第でございます。しかし、一切私の一般質問の方向性なり、そういう対策もなしにこのような結果になったこと、非常に残念でございます。この点、特に理事者にあっては、一般質問をするものの意図というものを十二分に考えていただいて、やはり通告書の趣旨というものを厳守していただくべく、これを議長、特によろしくお願いしたいと思います。 それでなお、私の方からは答弁漏れ等は申し上げませんけれども、休憩中に議長並びに市長に対しまして、こういう答弁が抜けている、こういう資料が外れていると十二分に申し上げています。明日朝の答弁は的確な答弁がいただきたい、これだけ要望しておきます。 ○議長(田中信好君) 西村忠一君。 ◆19番(西村忠一君) 今、みんな異議なしということで、これで結構だと思います。ところが、答弁がかみ合わない。これは通常1回目は必ずそうでございます。そのために再質問、再々質問があるのであって、これが3遍目であって答弁がかみ合わないというときは、これはまた協議しなければいけないと思いますけれども、再質問の時間もあり、再々質問もあり、これ答弁がかみ合ったら1回で終われるわけです。だから、一般質問は答弁がかみ合わないということが再三ありますので、今後はその点やはり続けてもらいたいと、このように思います。今日の場合、答弁漏れもたくさんありました。これは実際感じておりますので、これで結構でございます。 ○議長(田中信好君) いろいろとご指摘をいただきましてありがとうございます。 以上で本日の会議を終了させていただきます。 ご苦労様でございました。                              閉議 午後5時44分...